JUGEMテーマ:キャラクターの絵本
こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
昨日から、ブッククーリエ店頭では Petzi(ペッツィ)のピクシー絵本が並びはじめました。
ペッツィはデンマーク生まれのくまちゃんです。
1950年代に新聞漫画のキャラクターとして誕生しました。
以前の日本では、絵本を含め公式にキャラクターグッズなど販売されていませんでしたが、2年ほど前から公式キャラクターグッズが販売されるようになりました。
しかし、そのキャラクター名はラスムス・クルンプ=Rasmus Klump。
まあ、こちらが本来のデンマークでの名前なんですけどね。
Petzi(ペッツィ)はドイツでの名前なのです。
これまでは、けっこう前から主にドイツで出版や製造された本や雑貨が少しずつ輸入されていて、密やかながら、(Tote も含め)彼のファン層はいると思います。
そういう人たちにとっては、ペッツィなんだよね、やっぱり。
また、ドイツでは引き続きペッツィなので。
そこで、ブッククーリエ では、主に大見出しなどではペッツィとラスムス・クルンプを併記していくようにします。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
8月14日の続きです。
以前、学童保育の先生から「今どきのアニメなんかの動物キャラクターはデフォルメされすぎ」ということを聞いた。デフォルメされすぎていて、それぞれの動物の特徴は顔だけで、犬もねこもうさぎも体はほとんど同じ。
なので、そういうアニメを見ている子供たちは、動物を描くときには そういう動物を描いてしまうんだとか。これは、ちょっと由々しいことですよ。
また、最近、保育園の先生に聞いたのが、「この頃は親子で動物園に出かける人たちが減っているみたい」。つまり、初めて実物のぞうさんやきりんさんを見る年齢が上がっていっているということです。
ということは、小さな子に動物の絵本を見せるなら、かなりきちんと動物が描かれたものを見せたいものです。見せなきゃいけない。
そう思うと、昔の動物の絵本はすごく良くできているなー。
リチャード・スカリーやガース・ウィリアムズなどはもちろん、あまり知られていない作家さんの絵本でも(例えば、これ)。
写真がまだ貴重だった1950年代や60年代までは、絵本には図鑑の役割もあったと思います。だから、この時代のリトルゴールデンブック とピクシー絵本を見ていると、特に優れた動物の絵本が多いみたいです。
今となっては、なんともぜいたくな図鑑ですが。
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まだまだ暑いですね〜。
熱中症対策はできていますか?
今年は動物の絵本をアップし続け、またご紹介してきました。
ブッククーリエ はヴィンテージのリトルゴールデンブック とピクシー絵本を扱っているので、おのずと古い絵本ばかりになるんですが、昔の絵本を見ると、動物の描き方のバリエーションが非常に豊富なことがわかります。
1990年代までは、絵というものは、人間がすべて手で描いていましたからね。
各種ドローイングや透明水彩、不透明水彩、切り絵、etc
古い時代ほど、1人でいろんなタッチを描き分けていた作家さんが多かったような気がする。
現在、CGもかなり発達しましたが、印刷を通しても伝わる肉筆の力というのは、まだしばらくは人間の方が上じゃないかと思う。それには、タッチだけでなく元になるデッサンの正確さもあるんだろう。
何を書きたいか前置きが長くなってしまいましたが、たくさんの古い動物の絵本を見ていると思うことがある。それは、再三このブログで書いていることなのですが、動物を描くことのむずかしさと、描いて見せることの大切さ。
続きます。
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7月19日の続きです。
ガース・ウィリアムズの作品で日本で最も有名なのは「しろいうさぎとくろいうさぎ」でしょう。うさぎのふわふわした毛並みなど、独特のタッチが良く生きてますよね。
この人はたくさんの名作絵本を手がけていて、多くの作品が日本でも翻訳されていますが、実は、リトルゴールデンブック も数多く描いていて、そのうち日本語に翻訳されているものも少なくありません。例えば、この絵本とか。
単に、かわいいだけじゃなく、いろんな感情を見せる動物たちがウィリアムズの絵本の魅力だと思うのですが、人間のお話も描いていました。
それは、あの「大きな森の小さな家」シリーズ。
Tote が子供のころは、NHKのドラマシリーズ「大草原の小さな家」として放映されていて、楽しみにしていました。
その原作は少年少女文庫みたいな感じだった。あー、なつかしい。
小さいころにこの人の絵に触れられるのって、いいことだと思う。
ガース・ウィリアムズのリトルゴールデンブック はこちらでご覧いただけます。
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外出を控えた方がいいような猛暑が続いています。
こんな夏は、クーラーの効いた部屋で読書にいそしみたいもの。
ブッククーリエ では、今年は動物をテーマにリトルゴールデンブック とピクシー絵本をご紹介してきました。うーん、それにしても動物の絵本は多いしバリエーションも豊かです。
そこで、ちょっと作家さんたちに目を向けて見たいと思うのですが、動物を得意にしている作家さんも多いですね。
まず、リトルゴールデンブック で動物の絵本といえば、リチャード・スカリー。
この人を抜きにしては語れません。
リトルゴールデンブックを支えたもう一人のビッグネーム、エロイーズ・ウィルキンも繊細で美しく動物たちを描いています。
このお二人については、以前にも書いているので、右の検索(Search)ボックスで検索してみてください。また、上記の名前の部分をクリックすれば、それぞれの作品をご覧になれます。
加えて、Tote が個人的にいま注目しているのは、ガース・ウィリアムズ。
日本でも有名な作家さんですが、リトルゴールデンブック も意外とたくさん手がけていたのです。
続きます。
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6月11日の続きです。
一方的に昔の動物の絵本がよかったーというつもりはないんですが、いまはかわいいけどデフォルメし過ぎた動物キャラクターが多過ぎる。
デフォルメし過ぎというのは、その動物本来の特徴がシルエットや骨格的にわからなくなっているということです。
例えば、顔だけ見れば、耳が長いからウサギなんだろうけど、体はウサギもネコも犬も一緒みたいな…。
そういうのが良くないというつもりはないのだが、むしろ、あっていいと思うけど、そういうのだけになってしまうのは良くないと思うんですよ。
先日、保育園の先生と話す機会があったのだけど、最近は、親子連れで動物園に行く人たちが減っているんだとか。つまり、小さい子たちがゾウさんやキリンさんを見る機会が減ってきているということです。
それなら、現代こそ動物を動物らしくふつうに描いた絵本って大事になってくるのでは。
そういう意味でも、先日ご紹介した「山をこえた子牛」は、優れた作品だと思います。
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こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
なんか、いつの間にか6月になり、梅雨空になっております。
このところ、公私ともにブッククーリエ以外のことで忙しく、商品アップがおろそかになっております。スイマセン。
今年の初めからブッククーリエ店頭では動物の絵本を取りそろえきましたが、そろそろネタ切れかと思われていたかもしれませんが、そんなことはありません!
まだまだ、動物の良いリトルゴールデンブックとピクシー絵本があるんですよ。
アップが遅れているだけです(エラそうに言うことではない)。
ということで、うっとうしい天候に負けず、ぼちぼちアップしていきたいのですが、こうして動物の絵本のことをじっくり見ていると、いろいろ思うところがあって。
動物たちが描かれた昔のリトルゴールデンブックとピクシー絵本はよくできているなーとつくづく思う。
もちろん、現代にも動物の良い絵本はいっぱいあるのだけど、特に40年以上くらい前までは、デフォルメされすぎず、リアルながら親しみやすく描かれた動物の絵本が多いような気がします。
この時代は、フルカラー写真の図鑑やテレビが一般的でなかったせいかもしれない。絵本には、それらの媒体に代わって、小さな子供にある程度正確に動物の姿に伝えるという役割もあったのでしょうね。
続きます。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
このところ、動物のピクシー絵本が続けて再入荷しておりますが、うーん、なつかしい。
Tote としても、なつかしいですが、このブログやショップでご覧いただいている方の中にもなつかしがっておられる人も少なくないのでは?
なんで、そんなになつかしいかというと、先日紹介した「こぐまのぼうけん」や「ねずみちゃんのおみやげ」って、その昔、日本でも出版されていたから。
リアルタイムで知っている人にとっては、そりゃ、もう。
日本で発行されたピクシー絵本のタイトルって、どれくらいあったんだろう?
実は、日本語版ピクシー絵本については、わからないことが多いのです。
でも、動物(ぬいぐるみも含めて)のお話が多かったと思う。
まあ、ピクシー絵本に限らず、リトルゴールデンブックも含めて、絵本の世界には動物が欠かせないのでしょうね。
動物だけの世界や、人間と動物が普通に会話している世界があったり、擬人化された動物のお話や、まじめに動物の生態を紹介するものもあったりして。子供のころは、なんか動物やぬいぐるみと普通に会話できると思い込んでいた気がする。
さて、近々、またなつかしい動物のピクシー絵本をご紹介しようと思います。
お楽しみに。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
背表紙を見るのも、リトルゴールデンブックの年代を知る手がかりの1つ。
この背表紙にはリトルゴールデンブックらしさが詰まっているといっても過言ではありません。
リトルゴールデンブックの装丁は創刊以来、ずっと同じ仕様ですが、よく見ると時代ごとに少しずつマイナーチェンジがあるんです。その違いによって、いつごろ発行られた本なのかがわかります。
まずは、写真の説明です。古いものから順に左→右に並べました。
いちばん左端が創刊当初、順に1950〜’60年代、’70〜’90年代、2000年以降、右端は’60〜’70年代オーストラリアで発行されていたもの。
リトルゴールデンブック創刊後の1950年前後、その大成功に続けとばかりに、アメリカではエルフ(Elf)やワンダー(Wonder)など複数の絵本シリーズが刊行されました。コンセプトはいずれもリーズナブルな価格で豊富なタイトル。
しかし、後年まで生き残れたのはリトルゴールデンブックだけでした。その理由の一つがこの仕様といわれています。
本の価格をリーズナブルにするためには製造コストを抑えることも方法のひとつ。
ハードカバーではなくて簡易的な製本を、ということで編み出されたのが、厚紙の表紙の端をステープルでとじ、特性の製本テープでくるむという方法でした。
このスタイルは簡易製本ながら丈夫で長持ち、親から子へと長く愛される理由にもなりました。
ライバルの絵本たちも簡易製本でしたが、どれもリトルゴールデンブックほど丈夫ではありませんでした(恐らく、特許や意匠の関係でリトルゴールデンブックと同じスタイルで作ることができなかったのだと思います)。
BOOKCOURiER でも’40年代や’50年代のリトルゴールデンブックを扱っていますが、同年代のエルフブックなどと比べると、格段に状態の良いものが多いです。
創刊当初の製本テープは紙製だったんですが、’50年代に入るとホイル製になり、より丈夫になった、ということです。
少し製本をかじったことのあるTote もこの仕様はつくづく良くできてるな〜と思います。
一方で、消えて行った(廃刊・休刊になった)リトルゴールデンブックのライバルたちも良い絵本がたくさんあって、好きなのも多いんですけどね。
エルフブックなど機会があればご紹介していきたいと思います。
JUGEMテーマ:神話・伝承全般
こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。
10月としては寒すぎる日が続いていますね。
暖かくして、お気に入りの絵本と過ごしたいものです。
さて、ブッククーリエ店頭では伝承の絵本をご紹介中ですが、メルヘンや昔話の世界といえば、お姫さま。
そうです、お姫さまといえば、ディズニーのプリンセスたちのリトルゴールデンブックがこれから続々と入荷します。
売切れになっていた人気商品も再入荷しますが、初めて入荷する商品もあります。
ディズニープリンセスといえば、往年のアニメ映画が近年実写でリメイクされています。子供時代に観たアニメの思い出とともに、大人になってもその世界観を楽しむ女性が増えているようですね。
そんなプリンセスたちとブッククーリエで再会してください。
ぼちぼちですが、店頭アップが始まっています。
ご来店お待ちしております。
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