JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
9月6日の続きです。
インクレディブルファミリーは、これまでのピクサーの集大成かつ、とてもアニメらしいアニメだと Tote は思いました。
なんだか懐かしいくらい。
アニメの中のキャラクターは、やはりアニメらしい方がいい。
だから、アニメでは不気味の谷を追求する必要はないよなーと思えた。
そんなアニメらしいパー家のメンバーでしたが、加えて、ヒーローらしかった。
ヒーローは、やっぱりヒーローらしい方がいいよ(コスチュームがタイツでも。そこは、ほらアメリカだから、アメリカンヒーローで行こう)!
今はヒーロー(英雄)不在の時代だといわれているらしいです(日本としては応仁の乱の時代に似ているんだって)。
何かそんな存在があってほしいなと思うのは、凡人の身勝手な願望かもしれないけど。
正義を貫こうとしてもいろいろと大変ですからね。
久しぶりにヒーローらしいヒーローたちを観られてよかったです。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
8月22日の続きです。
映画を1本つくるごとに、ピクサーのCG技術は進化するというセオリーがある。
なので、ピクサー作品は毎回劇場で観るべきだし、そうしております。
今回のインクレディブルファミリーは、これまでのピクサーのアニメ技術の集大成ではと思ったんですが、ピクサーの新作観るたびにそう思っていることに気づいた。
それは、同社が毎回、気合い入れてフルスロットルでものづくりをしているってことで、ものづくりをする人間としては、そうあるべきで、見習うべきところです。
最新技術的にすごいのはもちろんだけど、インクレディブルファミリーがピクサーの集大成的に面白かったのは、「不気味の谷」を追求していなかった(これは Tote の推測なんだけど)のもあるのでは?
背景のリアルさや画面の切り替わりや、スピード感、ライティングなんかはさらにハイテク化していたけど、キャラクター自体は往年のハンナ=バーベラを思わせる、ポップなアニメアニメしたタッチになっていたと思う。
つまり、リアルな人間のような「らしさ」ではなく、アニメのキャラクターらしいポップさやかわいさが感じられる造形でした。
続きます。
こんにちは、Toteです。
先日、ピクサーの最新作「インクレディブルファミリー」を観て来ました。
劇場公開されるピクサーのアニメはすべて映画館で観ることが、Tote に与えられた使命なので、ずーっとそうしているんだが、何本目だっけ?
もちろん、楽しみにしておりましたが、「もひとつらしいという前評判がある」というウワサを聞き、ちょっと不安になりながら「いや、そんなはずはない」と思いながら、映画館へ。
観終わって「どこが、もひとつやねん!」
めちゃくちゃ満足しましたぞ。
ウワサは、まったくのウワサすぎたということです。
続きます。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
ディズニーの「白雪姫と七人の小人/1993年版(Snow White and the Seven Dwarfs)」が再入荷しました。
先日、お話ししたグスタフ・テングレンがアートワークを手がけた作品でもあります。
世界初の長編カラーアニメーションとして映画が公開されたのは1936年。
1949年に同名のリトルゴールデンブックの初版が発行され、その後、再版をくり返しています。今回は1993年版が入荷しました。
中身をちょこっとお見せします。
7人の小人たちと楽しく暮らす白雪姫。
魔女は邪悪そうですね〜。
からすも性格悪そう。
背景の描き込みが濃厚ですね。
この作品は、アニメーションの金字塔といわれていますが、それまで軽いイメージだったカートゥーンアニメと一線を画すものになりました。
また、ディズニー初のプリンセスものですが、この後のディズニープリンセスのひな形にもなっていると思います。
商品情報はこちらです。
1950年代発行の14版もございます。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
10月25日の続きです。
ディズニーのコンセプトアートは、メアリー・ブレア以外にも、けっこうスゴい人たちが手がけていました。
なかでも、今回のディズニーアート展での(Toteにとっての)見ものは「白雪姫」のコンセプトアーティストをつとめたグスタフ・テングレン(Gustaf Tenggren)の手描きスケッチ。
グスタフ・テングレンの名前を聞けば、「ピン!」と来るリトルゴールデンブックのファンの方は少なくないでしょう。
そう、テングレンは、「はずかしがりやの子猫」、「ポーキーリトルパピー」などの作をたくさん生み出した、リトルゴールデンブックにとって、なくてはならない重要な作家の1人です。
テングレンがリトルゴールデンブックを手がけるようになったのは、ディズニーでキャリアを積んでからのこと。テングレンにとって、ディズニーはやはり「人使いが荒かった」らしいですw
それはさておき、今回の展覧会では、彼の白雪姫の手描きスケッチが見られて、Tote は感激でした。
そのとき思ったんだけど、白雪姫の表情がはずかしがりやの子猫に似ていて、なんかうれしかったです。
グスタフ・テングレンの絵本はこちらでご覧いただけます。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
10月5日の続きです。
Tote にとっての今回のディズニーアート展の収穫はペンシルテストに加えて、歴代の主要作品のコンセプトアートが見られたこと。
コンセプトアートとは、アニメーションや映画などのビジュアル全体のコンセプトデザインのことです。広告や出版の世界でいうアートディレクションにあたります。
1つの作品の世界観の大元になるものだから、作品全体の方向性はこのコンセプトアートにかかっているといえるくらい大切なもの。
つまり、作品のできあがりはコンセプトアート以下のものになることはあっても、以上になることはない。
したがって、コンセプトアートをつくる人は、非常に重要な役割を持つわけですが、ディズニーでは、けっこうすごい人たちが出がけています。
そんな中で最近有名になった人が、メアリー・ブレア。
彼女の作品は、ブッククーリエでもまとめて見れるようになっています。
続きます。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
9月26日の続きです。
ペンシルテストとは、アニメーション製作におけるウォルト・ディズニースタジオ独自のプロセスで、鉛筆スケッチの段階でいったんアニメに起こしてしまい、全体をチェックするというもの。
ディズニー社では、これを創立当初から、ずーと行っていました。
考えてもみて、ディズニー社設立は1923年。
パソコンやコンピュータグラフィックなんてカゲも形もない時代。
すべて手描きでセル画を作成し、カメラで撮影してフィルムを現像してアニメーションを製作していた時代です。
そんな環境で、鉛筆スケッチでアニメを作り、テストするなんて。
なんという労力と時間をかけていたんだろう。
これがあったからこそ、ディズニーアニメのクォリティが実現し、維持されてきたのです。
でも(だからこそ)、スタッフの間では、ウォルト・ディズニーは「人使いが荒い」ので有名だったとか。
続きます。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
9月になったと思ったら、あっという間にもう最終週。
ずーと行きたい、行かねば、と思っていた「ディズニー・アート展」。
最終日に行ってきました!
とにかく混むだろうと思い、日曜日の朝早起きしてお台場の科学未来館へ行ったぞ。
朝イチは、まだそれほど混雑していなくて、思っていたよりもゆっくり見学できました。
ディズニー90年の歴史をつくった、いろんな原画が見られるというのが、この展覧会の目玉でしたが、確かに見ごたえがありました。
いまは、お絵かきはCGが主流の時代で、データとして作られたものは、いくらでもコピーできるけれど、手で描くということでは、原画は1枚きり。
原画には、描いた人の筆圧や息づかいが感じられます。
力があるんだよね。
そういう意味で、草創期からウォルト・ディズニースタジオを支えた人たちの肉筆スケッチが見られたのは感動モノですが、何より、Tote が感激したのは、会場に入ってすぐ、ペンシル・テストを見られたこと。
続きます。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
プーさんについての小ネタをもうひとつ。
数あるプーさんの本やアニメ。ものによって、タイトル表記が「クマのプーさん」や、
「くまのプーさん」だったりするのですが、この違いってご存知ですか?
ちょこっと、調べてみました。
A・A・ミルン原作のものが「クマのプーさん」、ディズニー版が「くまのプーさん」ということで区別されているんです。
では、英語表記はどうなっているのかというと、この通り↓
ミルン版:クマのプーさん= Winnie-the-Pooh
ディズニー版:くまのプーさん= Winnie the Pooh
微妙な違いに見えるけど、けっこう大事だと思う。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
昨日のリトルゴールデンブック「プーさんとゴーファー」に出てくる このゴーファーって何の動物?って前々から思ってたんだけど、調べてみました。
地リス(ジリス)という動物らしいです。
名称からしてリスの仲間で、木の上ではなく地面にトンネルを掘って暮らすリスなんだそうです。
だから、穴堀りのエキスパートなのです。
北米の動物で日本にはいないみたい。
プレーリードッグもこの仲間なんだって(ドッグだけど犬じゃないんだ…)。
で、英和辞典でもゴーファー(Gopher)を調べてみると、まんま、ジリスとありました。
Ground Squirrel ともいうそうです。
そういえば、プーさんの仲間たちって、動物の名称が ほぼ そのまま名前になっていますね。
⇒ Tote (02/22)
⇒ えほんまにあ(シータ) (02/22)
⇒ Tote (09/22)
⇒ Aril (09/22)
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ 株の売買 (01/22)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)