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グスタフ・テングレンについて2
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    7月17日の続きです。

    もともとのテングレンの画風は耽美的とも言えるアール・ヌーボー風の大人っぽいものでした。

    それが、ディズニー「白雪姫」以降、デフォルメの効いたシンプルなキャラクター造型に大きく様変わりし、「ポーキーリトルパピー(The Poky Little Puppy)」「はずかしがりやの子猫(The Shy Little Kitten)」など ポップでキュートな絵本を次々に生み出します。

     

    いずれも、リトルゴールデンブックを代表するようなベストセラー、ロングセラーとなりました。「元気な子うさぎ」もそんな絵本のひとつです。

    ↑上の画像はそうした絵本たちの一部で初版やかなり初期の版のものです。(こちらの絵本は現在、ショップには登録していないものもありますが、ご興味ある方はこちらまでお問い合わせください)。

    Gustaf Tenggren で画像検索してみると、けっこう たくさん画像が出てきます。いろんなバリエーションの絵が出てくると思いますが、ミュシャ風のタッチが「白雪姫」以前のもの。ご興味ある方は、見比べてみてください。


    「白雪姫」以前、以降とも かなりの画力があってこそ描ける絵です。

    こうして考えると、ディズニーの「白雪姫」がなければ(ディズニーと出会ってなければ)、後年のテングレンのスタイルはなかった?また、一連のリトルゴールデンブックもなかったか、違ったものになっていたかも?と思えます。

    逆に、テングレンがいなければ、ディズニーの「白雪姫」も違うものになっていたかもしれません。
    歴史に if は禁物というけれど、そんなことを考えてしまうのは、テングレン、ディズニーとも すごい才能の持ち主だったからでしょうね。


     


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    | Tote(トート) | 16:06 | - | - |
    グスタフ・テングレンについて
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      JUGEMテーマ:海外の名作絵本

       

      昨日ご紹介した「だぶだぶぞうさん(The Saggy Baggy Elephant)」のイラストレーター、グスタフ・テングレン(Gustaf Tenggren)について ちょこっと。

      グスタフ・テングレンは1896年スウェーデンに生まれ、1920年にアメリカに移り住みました。スウェーデン時代からイラストレーター/画家として活動していましたが、大きな転機となったのがディズニーとの出会いです。

       

      1936年、世界初の長編カラーアニメ「白雪姫と七人の小人/1959年版(Snow White and the Seven Dwarfs)」の美術監督として、ウォルトディズニースタジオに参加したのです。

      この出会いはテングレン、ディズニー(スタジオ)双方にとって、またアニメや絵本の世界にとっても非常に大きな転機だったといえます。

      「白雪姫」そのものもアニメの歴史上エポックメイキングでもあったわけですが、これ以降、ディズニーアニメの質はデッサンの向上などからアート性を増し格段にグレードアップしました。

       

      また、ディズニースタジオでの仕事はテングレンにも大きな影響を与えたようで、これを機に彼の画風も大きく変わります。

      ちょこっと書くつもりが、長くなりそうなので次回に続きます。

      *ディズニーの「白雪姫」については、以前にも書いています。
      白雪姫と七人の小人/1959年版
      ディズニーの白雪姫とグリム童話



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      | Tote(トート) | 14:58 | comments(0) | - |
      コニーちゃんを描いている人
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        JUGEMテーマ:キャラクターの絵本

         


         

        昨日ご紹介したドイツのキャラクター、コニー(Conni)ちゃんの作者についてです。

        出版社によると、ピクシー絵本のコニーちゃんは3歳の設定です。
        でも、成長していて6歳と10〜12歳バージョンがあって それぞれ違うイラストレーターさんが描いています。

        ピクシー絵本では3歳バージョン(6歳ぐらいまでの成長が描かれています)のコニーちゃんだけのようです。6歳と10歳のバージョンは別のシリーズとして出版されています。

        ピクシー絵本のコニーちゃんシリーズは 文章を Liane Schneider さん イラストを Eva Wenzel-Bürger さんのコンビがスタート以来ずっと手がけています。

        イラストレーターの Eva Wenzel-Bürger さんは長年にわたって数多くのピクシー絵本を手がけいる人です。シンプルなペンタッチと繊細で透明感ある色使いが特徴です。この絵本も見覚えがあるでしょ?

        これまでにコニーちゃんのピクシー絵本は25年にわたり、とてもたくさん発行されています。

        出版社のサイトによると、ドイツでは、コニーちゃんは同年代の子供たちはもちろん、親や先生にも愛されてきた身近な友だちのような存在なのだとか。


        BOOKCOURiER では、今後も機会があるごとにコニーちゃんの絵本をご紹介しますね。

        コニーちゃんのピクシー絵本一覧はこちらでご覧いただけます。

         

         


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        | Tote(トート) | 14:23 | - | - |
        ヴィンテージ絵本って、どんな?
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          JUGEMテーマ:絵本のたからばこ

           

          先日から、「ヴィンテージ」という言葉について、思うところを少し書いています。

           

          ヴィンテージ絵本といえば、どんな絵本をイメージするかは人によって違うでしょう。

          Tote にとって、特にアメリカのヴィンテージ絵本といえば、先日も紹介した Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)の作品です。

           

          リチャード・スカリーをはじめ、アメリカを代表する絵本作家は数あれど、どうしてこの人なのかというと、やはり時代性でしょう。

           

          コリンヌ・モルバーンは、寡作ではなかったけれど、活躍した期間が非常に短かい作家さんでした。その最盛期は1950年代なので、彼女の作品からは、アメリカの50年代の香りが色濃く感じられます。

           

          「ヴィンテージ」の意味には、大辞林によると、「製造時期や形式による希少性」も定義されていますからね。

           

          コリンヌ・モルバーンによるリトルゴールデンブックは、50年代のアメリカのノスタルジーそのもの。

           

          モルバーンのリトルゴールデンブック一覧はこちらでご覧になれます。

           

           


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          | Tote(トート) | 17:05 | - | - |
          リチャード・スカリーのめずらしいリトルゴールデンブック
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            JUGEMテーマ:絵本のたからばこ

             

            こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。

             

            さて、ツイッターでもお知らせしているとおり、先週から今週にかけてリトルゴールデンブックの主要作家Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)に続けて、Richard Scarry(リチャード・スカリー)の貴重な絵本を店頭にアップしました。

             

            コリンヌ・モルバーンについては、こちら

             

            一方、リチャード・スカリー(スキャリーと表記されることも多いです)は日本人のファンも多く、このブログ読者のみなさまにはおなじみの作家さんの1人でしょう。

             

            スカリーは動物をとても得意にしていて、リトルゴールデンブックのみならず非常にたくさんの動物の絵本を描いています。それも擬人化した動物たちのシリーズものが有名です。

             

            なので、スカリーといえば、動物の絵本というイメージが強いですが、実は、人間が主役の作品もあるのです。

             

            例えば、トミーお医者さんへ行くマナーの本など。この2冊は知育系ですが、とても楽しく学べる作品です。

             

            そして、つい先日、店頭に初登場したのがこの作品ちいさなインディアン

            「インディアン」という言葉も近年は使われなくなりましたが、インディアン=ネイティブアメリカンの少年が自然の中で、いろんなことを学んでいく様子が描かれています。

             

            いずれも、スカリーの作品で人間が主役のものは少ないのですが、特に今回入荷した「ちいさなインディアン」は貴重な初版です。ぜひ、店頭でもご覧くださいね。

             

            スカリーの作品一覧はこちらでご覧いただけます。

             

             


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            | Tote(トート) | 18:57 | - | - |
            Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)について #リトルゴールデンブック
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              JUGEMテーマ:海外の名作絵本

               

              こんにちは、ブッククーリエ 店長の Tote です。

              本日はリトルゴールデンブックを代表する作家の1人、Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン*)についてお伝えします。

               

              クラシカルだけどスタイリッシュ、古き良きアメリカを思わせる画風で、1940年代から50年代にかけ活躍したイラストレーターです。

               

              モルバーンが手がけたリトルゴールデンブックといえば、まず思い浮かぶのがクリスマスの前の晩。有名すぎる1冊です。

               

              また、「フロスティ」「ハイジ」といった名作も。

              いずれも超ロングセラーの絵本です。

               

              その他のこの作家さんの絵本はこちらでご覧いただけます。

               

              それだけに、リトルゴールデンブックのイメージ形成に大きな影響を与えたイラストレーターの1人だと いっていいでしょう。


              たくさんのリトルゴールデンブックを手がけた印象がありますが、実際に描いたのは17冊でした。でも、そのほとんどがロングセラーなので、大きな存在感となっているのでしょうね。

               

              Penguin Randomhouse社によると、生没年は1901年から1956年と、短めの生涯だったようです。もう少し長生きしていれば、もっとたくさんの名作を残していたかもしれません。

              *日本では、あまり知られていないことから、名前の公式な日本語表記がないようなので、グーグル検索での自動翻訳の表記をあてています。

               

               


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              | Tote(トート) | 19:37 | - | - |
              エロイーズ・ウィルキンをご存じですか?
              0

                JUGEMテーマ:絵本のたからばこ

                 

                こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。

                このブログをご覧の方にはリトルゴールデンブック好きも多いと思いますが、エロイーズ・ウィルキン(Eloise Wilkin)をご存じですか?

                 

                エロイーズ・ウィルキンはアメリカを代表する絵本作家です。

                日本でほとんど知られていないのが、本当に、ほんとうに残念すぎる、特にリトルゴールデンブック好きにとっては。

                 

                なぜなら、ウィルキンなしにリトルゴールデンブックはありえないから。

                 

                リトルゴールデンブックをつくってきた作家といえば、リチャード・スカリーが有名ですが、スカリーと同じくらいかまたはそれ以上の数の作品をリトルゴールデンブックに提供してきた人なのです。

                 

                なのに、なぜ、日本で知られていないの〜!

                リトルゴールデンブックのファンに限らず、日本の絵本好きのみなさんに少しでも知っていただきたいと微力ながら、こうしてご紹介しているわけです。

                 

                プロフィールについては、このブログで以前にもお伝えしています。

                また、右の検索ボックスで エロイーズ・ウィルキン で検索していただくと、作品やエピソードなどもご覧いただけます。

                 

                繊細でリアル、叙情性ゆたかな画風を一度見れば、虜になってしまう人は少なくないと思います。

                ウィルキンの絵本はこちらでもご覧ください。

                 


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                | Tote(トート) | 16:26 | - | - |
                メアリー・ブレアの #リトルゴールデンブック 2
                0

                   

                  こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。

                   

                  先日からのお知らせ通り、ブッククーリエでは、売り切れになっていたメアリー・ブレアのリトルゴールデンブックの補充ができました。今回、初めて入荷した商品もあります。

                   

                  今回、再入荷&新入荷した商品はショップのトップページでご覧いただけます。

                   

                  また、現在 在庫しているメアリー・ブレアの作品はトップページだけではありません。

                  この作家さんの作品はこちらで、まとめてご覧いただけます。

                   

                  メアリー・ブレアの絵本は独特の美しい色使いとクールでキュートな世界観が魅力です。

                   

                  このブログでも、追々、作品をご紹介していきます。

                  以前にもご紹介している分については、右側の検索ボックスで、「メアリー・ブレア」または、「ブレア」と検索してみてくださいね(実際に検索するときは、カギカッコ「」をはずしてください)。

                   


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                  | Tote(トート) | 20:04 | - | - |
                  メアリー・ブレアの #リトルゴールデンブック
                  0

                    JUGEMテーマ:海外の名作絵本

                     

                    こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。

                    現在、ブッククーリエ店頭には、メアリー・ブレア(Mary Blair)の絵本が入荷中です。

                     

                    メアリー・ブレアは Tote が大好きな作家さんの1人ですが、ディズニーの歴史において非常に画期的な功績を残した人です。

                    そのクールでキュートな世界観はなんともいえないくらい、ステキ。

                     

                    ディズニー作品とオリジナル作品あわせて、とても希少かつ貴重なリトルゴールデンブックが再入荷しております。また、今後、めずらしいオリジナル作品の初入荷も予定しています。

                     

                    この人については、このブログでもディズニーの歴史とからめていろいろと書いております。

                     

                    右側の検索ボックスで メアリー・ブレア と入れていただければ、どんな人でどんな作品があるか参考にしていただけると思います。

                     

                    ところで、メアリー・ブレアに限らず、他の作家さんのことも何かとこのブログには書いているのですが、断片的に情報がかなり溜まってきていて、ちょっと読みやすく整理していった方がいいですよね。これも、今年の課題にしていきます。

                     

                    ご来店お待ちしております!

                     

                     

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                    | Tote(トート) | 18:17 | - | - |
                    ティボル・ゲルゲイについて
                    0

                      JUGEMテーマ:海外の名作絵本

                       

                      先日から続けて、ティボル・ゲルゲイ(Tibor Gergely)によるリトルゴールデンブックをご紹介しています。

                       

                      ゲルゲイは日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは有名な絵本作家です。

                      そして、リトルゴールデンブックを代表する作家でもあります。

                      それくらい、たくさんの名作を残しているのです。

                       

                      1900年にハンガリーで生まれ、1939年にアメリカに移民し、1940年代からリトルゴールデンブックの制作に携わっていたようです。

                       

                      最近ご紹介した作品を見ると、動物の絵本が得意な印象がありますが、すぐれた乗り物や科学絵本も手がけています。

                       

                      有名なところでは、「それいけ しょうぼうしゃ」なんて、ゲルゲイ自身とリトルゴールデンブックを代表する名作です。

                       

                      とはいえ、この人の動物たちの絵本も独特な魅力があり、とてもチャーミング。

                      あと、もう少し、ご案内させていただきますね。

                       

                       

                       


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                      | Tote(トート) | 15:44 | - | - |

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