JUGEMテーマ:海外の名作絵本
リトルゴールデンブックの中でも古くから愛されている列車の絵本、
「リトル レッド カブース(The Little Red Caboose)」をご紹介します。
初版発行は1953年。
リトルゴールデンブックの定番と呼べるベストセラー絵本です。
カブース=caboose とは貨物列車の車掌さんが乗る車両、車掌車のこと。
先頭でみんなを引っぱるりっぱな機関車とたくさんの大きな車両、貨物車の最後尾を走るのが、赤い小さなカブースです。
あのりっぱな機関車や大きな貨物車だったら、みんな手をふってくれるのに…と思いながら、カブースは、いつもいつも、いちばんうしろを走っていました。
ある日、カブースたちの貨物列車が急な山道を登っていたところ、機関車が列車の重さをこらえきれず、列車が線路をすべり落ちはじめました。
必死でブレーキをかけ、線路から離れまいとがんばるカブース。
どうなるの…
そこへ2台の機関車が駆けつけてカブースを押し上げてくれました。
「君ががんばったから、ぼくたちも助けることができたんだよ」と機関車たち。
線路ぞいの人たちもカブースに大きく手をふっていました。
表紙のカブースの手すりに花輪があるのに気づきましたか?
そう、がんばったカブースへのごほうびです。
この絵本の文章はとてもリズム感が良いです。
擬音は抑えられていて、韻を効果的に使われていてテンポよく読み進めます。
明るくいポップなイラストもすてきです。
列車や線路ぞいの人々、動物たちの表情もイキイキと描かれています。
商品詳細はこちらです。
⇒ トート (05/23)
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