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お願いだから、テープは貼らないで。
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    こんにちは、Tote です。
    先日、久しぶりに絵本を修復して、思うところあったので。

    修復した絵本の一部が上の画像↑。
    上から1cmくらいだけ残して、扉ページの中央が縦に引き裂くように破れていたのです。
    そして、見ていただければ、おわかりかと思いますが、テープで修復してあった。

    50年以上前の古い本だけど、テープはいつごろ貼られたんだろう。
    この通り、思い切り変色しておりました。テープそのものは劣化してぼろぼろだったんだけど、それでもきれいにはがすのには剥がし液が必要。

    どれくらい経つと、テープはここまで変色するんだろう。
    正確には、テープに使われている糊が変色しているんだが、長年の間に紙の裏まで糊が浸透して、テープが貼られていた所は裏表でこの色になってしまっている。

    糊は劣化とともに変色するらしい。ここまで変色してしまっては、もうテープもぼろぼろだから修復材としての機能も果たしていません。
    なので、テープを全て取り除いて、ヤマト糊で破れを修復した。
    なんとか破れはくっついたんだけど、変色してしまった紙は元にもどせないのよー。

    ページの破れは、はさみやなんかの刃物ですぱっと切ったのでなければ、けっこう修復できるんですよ。
    しかし、一度、変色してしまったものは修復不可能。
    どんな糊でも、時間が経てば、変色はするんだけど、テープに使われている化学糊の変色のしかたはキツいなあー。紙も痛むし。

    だから、本を大切にしようと思うなら、破れてもテープは貼らないで。
    お願いだから、テープは貼るな。




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    | Tote(トート) | 20:39 | comments(0) | - |
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