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リチャード・スカリーについて
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    こんにちは、Tote です。
    ブッククーリエ店頭では「スカリー&ウィルキン」特集が始まっています。
    このブログでも特集中の絵本をご紹介していくつもりですが、その前に この2人の作家さんたちのプロフィールをちょっこし お話しておいた方がいいですよね〜。画風については、個々の絵本の紹介の中で触れていきます。

    ということで、まずはリチャード・スカリー(Richard McClure Scarry)について。
    リチャード・スカリーは1919年、アメリカのボストンに生まれました。
    ボストンミュージアムスクール オブ ファインアートを卒業後、兵役を経て1940年代末からリトルゴールデンブックに関わるようになりました。

    文章も得意だったスカリーが手がけたリトルゴールデンブックのタイトルは250以上。全部で1億冊以上の絵本がアメリカと世界中で出版されたといわれています。まさに、ミスター・リトルゴールデンブック。

    息子さんによると、スカリーが遺した全ての絵本のうち半分は知育絵本でしたが、知育や教育目的の本でもあっても楽しくゴキゲンになれるような絵本作りを心がけていたそうです。
    そういわれれば、スカリーの知育絵本ほど楽しくお勉強できる本はないですよね。

    1968年にスカリーはスタジオをスイスに移し、1994年に亡くなるまでこの地で過ごしました。

    スカリーの奥さんパトリシア(Patricia Murphy Scarry)さんは児童作家で、奥さんとのコンビによるリトルゴールデンブックも数多く出版されています。

    参考:Pace, Eric. "Richard Scarry, 74, Children's Book Authur and Illustrator, Dies," New York Times, May 3, 1994.


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    | Tote(トート) | 06:19 | comments(0) | - |
    もうちょっと、アリスのこと。
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      JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー

       

      先日、「不思議の国のアリス」についてちょこっと書きましたが、その続きです。

      アリスといえば、青いドレスに白いエプロンを着た金髪の女の子をイメージする人がほとんどではないでしょうか。

      このイメージが浸透したのはディズニーの功績といえます。

       

      ディズニー以前にも「不思議の国のアリス」は何度か映画化されていましたが、フルカラーの長編アニメとして(しかもミュージカル仕立て)映像化したのはディズニーが初めてでした。

      その映像が洗練かつ完成された世界だったからこそ、多くの人にイメージとして定着したのでしょう。

      ディズニーによるアリスの映像化については、メアリー・ブレア(Mary Blair)という女性ぬきには語れません。


      メアリー・ブレア1940年代から50年代にかけ、ディズニーアニメのコンセプトアートを手がけました。

      コンセプトアートとは映画やアニメ、デジタルゲームなどを開発するにあたってその最終製品の予想をヴィジュアル化したもののことです(言葉は似ていますが、コンセプチュアルアートとは全く別ものです。念のため)。

       

      コンセプトアートはそのプロジェクトに関わる全てのスタッフが目指す指標となるものなので、それ以下になることはあっても以上になることはないわけです。
      彼女が手がけたもので代表的なものは、このアリスの他に「わんわん物語り」、「シンデレラ」などがあります。

       

      少しクールな独特の色使いとメリハリのあるモチーフが彼女の特徴で女の子たちの ”カワイイ” を表現するのがとても上手。アリスの物語は彼女の表現手法にまさにぴったりのテーマだったのだと思います。
       

      それ以前はちっちゃな子向けのおとぎ話のイメージが強かったディズニー作品でしたが、メアリー・ブレアによって「少女」と呼ばれる世代の女の子たちを取り込めるようになったと言われています。

      メアリー・ブレアについてはここでは書ききれないので、興味を持たれた方はぜひ、検索してみてください。

      日本語でもかなりの情報をネットで収集できます。

      ディズニーのアリスは女性が手がけた女の子の成長物語だったのです。

      そして、この物語がディズニースタジオにも成長をもたらしていたのでした。


      優れた作品が生まれるときって、いろいろな人やモノ、コトが運命的に出会って生まれるべくして生まれるのかもしれません。



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